• カテゴリー別アーカイブ 最近読んだ本
  • 「物語(エピソード)で読み解くデリバティブ入門」


    オプション取引をやっていると「デリバティブ」という言葉についつい引き寄せられる。この本も本屋でたまたま目にとまったもの。
    この手の入門書は、本当に初心者向けに広く浅く書かれたものか、難しい理論を数式を使わずに簡単に解説したものかどちらかだと思っていた。
    しかし、この本はちょっと趣向が異なり、「物語(エピソード)で読み解く」とタイトルがついている通り、確かに色々な昔話が各所にちりばめられている。
    最も興味深かったのが、やはり江戸時代の米先物取引の話。
    世界で最初の先物取引が日本で行われたっていうのは有名な話だが、ここまで多くの史料を引用してその当時の様子を再現している本は初めて見た。
    さらにその価格を全国に正確に伝達するネットワークが存在していたということも初めて知った。
    ちょっとしたデリバティブの歴史書になっていて、面白く読めるものだった。
    ただ、いきなりデリバティブは???という人は下の姉妹書「物語(エピソード)で読み解くファイナンス入門」から始めた方がいいかも。

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  • 「ランダムウォーク&行動ファイナンス理論のすべて」


    久々に書籍のレビューです。
    題名の通り、ランダムウォークと行動ファイナンス理論についてわかりやすく書かれています。
    専門書ではなく一般書なので、理論といっても数式などは使わず、例を使って専門的なキーワードを説明し、さらにそれぞれのキーワードの関係が図示されており、理解しやすいものとなっています。
    まずは、投資で失敗した人、うまくやれば絶対に儲かると夢見ている人にお薦めです。
    要は、相場は基本的にはランダムウォークだが、行動ファイナンス理論で説明されるランダムでない部分がわずかにあるという話です。まあ、それだけだったら、なあんだ、ってことでしょうが、そのわずかに残されている可能性に対する投資方法についての著者の考えが述べられているところが本書のスパイスとなっています。
    しかし、成功するためには、借り物ではない、自分自身のやり方を身につけるための努力が必要、という締めにがっかりする人には、お薦めできません。
    手前味噌ですが、ランダムウォークについて色々と調べた記事があります。→こちら
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  • 「最強のポイント・アンド・フィギュア分析」

    今回、ポイント&フィギュア作成ツールで参考にした資料はこれ。

    基本的には3枠で反転。1枠をいくつにするかは、トレードの手法にもよるが、ドル円の日足チャートの場合、1枠0.5円くらいが適当か。
    チャートの更新方法は、現在、このようなチャートの場合、

    高値が118.50以上になれば

    と118.50の枠に×を追加。逆に安値が116.50以下になれば、反転して、列を変えて○を3個記入。

    こんな感じです。なので、この方法だと、反転したところで、○と×の位置は一つずれます。
    SAXOのチャートでは、反転したところの○と×の位置が揃っていたりずれていたりなので、ルールが違うようです。
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  • 「外国為替のオプション」

    為替王さんのメルマガで紹介されてからアクセスも増え、ブログ村ランキングも13位まで上がってきました。
    今日はオプションに関する本を一冊紹介します。

    これはオプションでも外国為替に特化したもので、外国為替に関する様々なオプション取引が説明されています。まだ個人投資家が手軽に為替オプション取引はできないので、機関投資家、ヘッジファンドなどの実務家向けと位置づけられています。
    もともとは、アメリカのビジネススクールでのテキストとして書かれたものなので、こうすれば儲かるといった類の本ではありません。かと言って、オプションの理論だけを並べただけのものでもなく、実際のオプション取引の事例を交えて、最小限の数式も使いながら具体的に解説されています。
    オプション取引は、スポットポジションのヘッジのために利用するという先入観があったのですが、そうではなく、まずオプション取引があり、それをヘッジするためにスポットポジションを使うことがよく行われていると書かれていました。
    オプション価格の変動リスクは単にレバレッジではなく、原資産の変化に対するオプション価格の変化(デルタ)なので、この傾きに合わせてスポットポジションの量を変えていくそうです。大口取引だからできるヘッジ方法です。
    そのようにリスクヘッジをちゃんとやっていれば、とても年率何百%なんていう利益は期待できないということがわかります。逆に破産するということも同様の確率であり得ないということでしょうが。
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  • 無料eジャーナルの紹介

    今回は無料の為替取引、オプション取引関係のeジャーナルをご紹介します。
    残念ながら英語なので、ちゃんとは読んでいないのですが、ファンダメンタル、テクニカル、トレーディングシステムなど幅広い範囲の記事が書かれています。
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