オプション色々

SaxoBank、XPRESSTRADE(既に撤収)、Interactive Brokers などで色々な種類のオプション取引を体験してきました。理想的(手数料を考えない)にはオプションの戦略は多岐にわたるのですが、現実的には取り得る戦略は限られてきます。また戦略の選択は大きくレバレッジに関係してきます。
株式オプションでのプット売りでは、満期時にITMになってもその時点で現物株を買えばいいということであれば、基本的にレバレッジ1倍なので、途中で調整を繰り返す必要はなく、満期まで待つというスタンスです。この場合、取引回数も少ないので手数料はそう問題ではありません。
一方、先物オプションでは、取引単位が大きいので通常レバレッジを効かせた取引となります。単にプット売りで満期まで放置というのは危険です。何らかのスプレッドオプションを組むか、途中で必要に応じてポジションの調整を行う必要があります。自ずと取引回数も増えるので、手数料が収益に大きく効いてきます。
その中間に位置するのが通貨オプションでしょうか。通貨先物オプションでは先物オプションと同じような戦略、OTC通貨オプションでレバレッジを下げれば、株式オプションと同じような戦略が取れます。但し、為替はボラティリティが低い分、レバレッジ1倍では外貨預金程度のプレミアムしか得られません。しかし、ボラティリティが低いということはある程度レバレッジを効かせても、株式オプションとリスクは変わらないので、レバを上げればプレミアムは稼げることになります。さらに、レバの分だけ金利差が倍増されてスワップ収入となる点は株式にはないメリットでしょう。
ただ、OTC通貨オプションのデメリットはミスプライスがあまり現れないので、オプション取引の優位性である裁定取引のチャンスが少ないという点です。オプショントレーダーから見ると物足りないかもしれませんが、そもそも為替取引で裁定のチャンスが少ないことからすると、いたしかたないところだと思います。
しかし、オプション取引のシステムは複雑なのでしょうか、以前、SaxoBankでも滅多にないミスプライスだと思ったらシステムの障害だったようですし、国内でオプション(買いのみ)を扱っているほぼ唯一の業者、サムライFXでも、先月からオプション取引を休止しているようです。
http://www.samurai-fx.com/other/abeyance.html
にほんブログ村 為替ブログへ上位ランキングのブログ記事はこちら



コメントは受け付けていません