「物語(エピソード)で読み解くデリバティブ入門」


オプション取引をやっていると「デリバティブ」という言葉についつい引き寄せられる。この本も本屋でたまたま目にとまったもの。
この手の入門書は、本当に初心者向けに広く浅く書かれたものか、難しい理論を数式を使わずに簡単に解説したものかどちらかだと思っていた。
しかし、この本はちょっと趣向が異なり、「物語(エピソード)で読み解く」とタイトルがついている通り、確かに色々な昔話が各所にちりばめられている。
最も興味深かったのが、やはり江戸時代の米先物取引の話。
世界で最初の先物取引が日本で行われたっていうのは有名な話だが、ここまで多くの史料を引用してその当時の様子を再現している本は初めて見た。
さらにその価格を全国に正確に伝達するネットワークが存在していたということも初めて知った。
ちょっとしたデリバティブの歴史書になっていて、面白く読めるものだった。
ただ、いきなりデリバティブは???という人は下の姉妹書「物語(エピソード)で読み解くファイナンス入門」から始めた方がいいかも。

にほんブログ村為替ブログへ上位ランキングのブログ記事はこちら



コメントは受け付けていません