「卵は一つの籠に盛れ」

投資の格言として、「卵は一つの籠に盛るな」ということがよく言われます。
分散投資をしてリスクを軽減せよと言う意味ですが、これはすべての投資で成り立つわけではありません。
確かに個々の投資に関するリスクがコントロールできない場合、分散投資は有効なこともあります。ある投資で大きく損失が出たとしても、それをヘッジする投資で利益を出せれば、大きなドローダウンは避けられます。特に初心者に対しては無難な格言です。
しかし、一般にオプション取引では、あまり分散投資は薦めていません。
むしろ、投資先を一つに集中することを薦めています。つまり「卵は一つの籠に盛れ」ということです。
これはどういうことかというと、オプション取引自体がリスクを軽減するためにヘッジしているようなものなので、それを分散させてもリスクが減るわけではないからです。
オプション取引では個々のトレードで意図しない方向に動いたとしても、ポジションを調整することでリスクを限りなく減らすことができます。しかし、そのためには追加の証拠金が必要となるので、最大のリスクは証拠金不足に陥ることです。
証拠金に余裕があれば、分散投資してもよいのでしょうが、あまり余裕のない場合は、分散投資することはリスクの分散にならず、リスクを増大させるだけになります。
なので、「卵は十分に大きな一つの籠に盛った方がよい」ということになるわけです。
オプションの売り戦略は勝率が高いので、欲を出すといつの間にかポジションが増えていることがあります。しかし、そこで証拠金に余裕がなければ、ポジションの調整ができず、単なる損切りが続き、取引の優位性が全く意味をなさなくなってしまいます。
これが、「闇雲に売りポジションを作るな」という戒めの格言となっているのです。
自分自身もちょっと前まで証拠金比率が50%を超えて危険な状態だったのですが、ポジションを整理してやっと30%くらいに減らしたところです。理想的には20%くらいまで減らした状態で運用したいと思っています。もう少しダイエットする必要があります。
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