MT4 Build1090でカスタム指標プログラムを作るときの注意点

現在、MT4の最新ビルドは Build1090ですが、カスタム指標プログラムに関して、不具合というか、仕様の変更があったようなのでご報告します。

症状としては、一部のカスタム指標プログラムで、指標ラインが表示されないというものです。ただし、ソースコードを更新してコンパイルし直すと、表示されるようになります。そして、一度表示されるようになると、それ以降は表示が消えることはないようです。

という不具合のような現象が起きているのですが、バグなのか仕様なのかわからないので、とりあえず対処方法がわかったので書いておきます。

旧MQL4をはじめ、新MQL4でもカスタム指標で表示させる指標がラインの場合、特にそれを指定せずに書かれたものが多数だと思います。

kindle本の「新MT4対応FXメタトレーダープログラミング入門」のサンプルプログラムもそうです。例えば、こんな感じです。

ラインの色や太さは指定していますが、指標がラインだということは明示していません。これまでのMQL4では、指定しなければラインとみなしてくれていたので、特に問題はありませんでした。

一方、MQL5では、指標の種類を明示しないと何も表示されない仕様になっています。なので、ラインであっても必ず、

という命令を書く必要がありました。今回のMT4のアップデートは、MQL5の仕様に合わせたのかもしれませんが、コンパイルし直すと表示されたりと、実に不安定な現象となっているのです。

アップデートの度に仕様がころころと変わるので、安定するまでもう少し様子を見た方がいいかと思いますが、もし、今まで表示できていたカスタム指標プログラムで表示ができなくなった場合、プログラムの最初に

という命令を、表示させたい指標の数だけ追加してみてください。

 

 



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