オプションのスプレッド

スポットで売値と買値の差をスプレッドと呼び、EUR/USDやUSD/JPYでだいたい2pips~5pipsあります。
スポットの場合、買って売って(売って買って)で利益が確定するので、必ずスプレッドの分だけ顧客は損をすることになります。逆にこれがブローカーの利益となるわけです。
オプションの場合も売値と買値で差があります。SAXOの場合、EUR/USDやUSD/JPYで8pipsあります。スポットよりは多いですが、オプションとして多いかどうかは他を知らないのでよくわかりません。
私はこのオプションのスプレッドがスポットと同様に必ず引かれると勘違いしてましたが、実はそうではありませんでした。
例えば、USD/JPYのあるオプションの売値が0.30 のとき、買値はスプレッド分高く0.38となっています。
このオプションが満期を待たずにかなりストライクから離れたOTMになると、売値は0になりますが、買値はやはりスプレッド分高く0.08 より下がりません。
最初にオプションを買った場合は、ここでオプションを売ったとしても売値が0なので、最初支払った0.38で終わりです。満期まで持っていたとしても同じことです。
一方、オプションを売った場合、この時点で買い戻すと0.08かかるので、結局、0.30-0.08=0.22 だけが利益になることになります。私が勘違いしていたのは、満期まで持っていたときも最後にスプレッド分で買い戻し、利益が0.22に減ると思っていたことです。
しかし、実際には満期まで持っていてOTMになった場合、オプションそのものの権利が消失してしまうので買い戻す必要がなかったのです。なので、その場合最初の売値0.30がそのまま利益になるのです。
通貨ペアによってはスプレッドが30pipsとか50pipsとか大きいものもあり、これが毎回差し引かれれば全く利益が出せないと思っていたのですが、満期までもっていればスプレッドが無視できるということで納得しました。
少なくともSAXOのようにスプレッドがある程度大きいオプション取引では、頻繁にポジションを調整するとスプレッド分損をするので、できるだけ満期まで持っておく戦略の方が有利になると思います。この辺りがオプションの教科書通りにはいかないところですね。
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