攻めのオプション・守りのオプション

オプションはプットかコール、買いか売りかしかないので、攻めとか守りなんて普通言わないと思います。
私が勝手に呼んでいるだけです。
私が守りのオプションと呼んでいる手法は、いわゆるディープOTMのオプションの売りで、満期時にITMになる確率が極めて低いものです。
例えば、ドル円で6ヶ月満期109円ストライクのプットの売りでは、1万通貨単位で6800円ほどのプレミアムしかもらえませんが、それがそのままもらえる確率は相場がランダムウォークだと仮定しても90%近くになります。
利益はスワップより少ないですが、為替変動に対するリスクが低いので、スワップより確実ということになりますし、万が一109円を割ったとしても、109-0.67=108.33 円でスポットのロングポジションを持つことになるので、それはそれで結果オーライです。
一方、攻めのオプションと呼んでいるものは、同じくオプションの売りですが、ストライクがATMに近いかITMのもので、満期時にITMになる確率が高いものです。ただ、ITMになったら失敗ということではなく、ターゲットバイイングという手法なので、ある価格でスポットでのポジションを取りたいときに使います。
スポットポジションが欲しいのであれば、普通にスポットで買えばいいと言われるかもしれませんが、オプションには、単にスポット買いではできないメリットがあります。
今スポット価格が118円で、もし117.50円まで下がったら買いたいと思っているとします。スポット買いだと実際に117.5円まで下がらないと買えませんが、オプションでは、例えば1ヶ月満期の120円ストライクのプットオプションを売れば、だいたい2.5円分のプレミアムが手に入りますから、満期時に117.5円までさがらなくても120円以下であれば120-2.5=117.5円でスポットポジションを持ったことになります。逆に120円を超えたとしても、2.5円のプレミアムがはそのままもらえるので、よほど暴落しない限り、相場がどっちに動いても損をした気がしないということになります。
但し、これは満期までオプションポジションを持っていた場合の話で、満期の途中で含み損が拡大してポジションを買い戻さざるを得なくなった場合には大きな損失となりますから、レバレッジは低めに抑えておく必要があります。
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