オプションのリスク管理

ここまでオプションポジションがたまってからリスク管理について考えるなんてお粗末な話ですが、やはり致命傷になる前に方針をはっきりさせておくべきでしょう。
オプションポジションの評価の仕方はちゃんとしたのがあると思うのですが、ここでは自分の取っている戦略に合わせて自分なりのリスク管理方法を考えてみます。
これまで、理論上84%以上の勝率のOTMのオプションの売りを繰り返してきました。
これらのポジションは相場が好ましい方へ動けば、オプション価格がどんどん下がり、同様にデルタも下がるので、特に問題はなかったのですが、リスク管理とは最悪のケースを考えるということなので、相場が逆に動いたときを想定しなくてはいけません。
今の戦略では、オプションの満期時にITMであっても、損失はそこで確定するわけではないので、満期時の最大損失については考えないことにします。これは取るポジションが長期的なトレンドの方向で、かつスワップが得られる方向なので、短期的な逆行に耐えられるようレバレッジを下げておくという前提のもとでの考え方です。
以前の試算では、メジャー通貨ペアに対しては、レバレッジが5倍以下を目安にしていました。
しかし、今、スポットポジションだけでレバレッジ5倍となっている状態なので、オプションポジションの分だけオーバーレバレッジということになります。何の基準も設けないとついつい欲が出てしまうということですね。(^^;
今使っている業者の証拠金の計算にはデルタ値とベガ値を使っているようですが、ベガ値は残存期間が長いほど大きい傾向があるので、時間とともに減少していきますが、デルタ値はITMに近づくほど大きくなっていきます。
なので、相場が悪い方へいけばいくほどレバレッジが大きくなっていきます。
しかし、デルタの最悪値を考えるとレバレッジが非常に大きくなるので、オプション売りのポジションはほとんど建てられません。なので、VaRのように確率的に考える必要があります。
ただ、各オプションポジションが全く独立ならば、すべてのポジションがITMになる確率は非常に低くなるのですが、同一通貨ペアでストライク、満期日が近い場合、相関が高くなったり、同一通貨でプットとコールを両建てしていれば、逆相関になるとかで、ちょっと取扱いが面倒になってしまいます。
ここでは自分のポジションのことなので詳しい計算は省略しますが、現在のデルタ値だけから実質レバレッジを計算すると15倍、現在、ITMになる確率が16%以上になっているポジションが満期時にITMになった仮定したときの実質レバレッジはなんと25倍と、非常に危険な状態にあることが判明しました。
やはり、当面は実質レバレッジを下げる方向で戦略を考えていかなくてはいけないようです。
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