• SAXOBANKで新規口座開設中止

    以前紹介したSAXOBANKからの案内では、日本居住者向けには為替のみのサービスに縮小されるということでしたが、それは既存のアカウントに対してで、新規アカウント開設については既に中止されているようです。
    参考
    SAXOBANK
    FXwiz
    これは改正金融先物取引法で、金融庁への登録が義務付けられたためのようですが、今後は未登録の海外の業者も日本での営業ができなくなるということでしょうね。
    国内の悪徳業者を締め出すことも大事ですが、特に世界中がマーケットの外国為替取引の分野で、業者の選択肢が減ることが心配です。海外業者とのサービスの差がまた広がるんじゃないかなと思います。



  • SAXOBANKも為替のみに

    これまでSAXOBANKでは、外国為替だけでなく、CFDや株式の取引もできたのですが、12月15日から為替のみになるそうです。以下、メールの抜粋です。

    2005年7月1日から改正されました金融先物法、その他弊行に適用される
    ガイドラインなどに照らし合わせまして、今回、取扱商品群についての見直しを
    致すことになりました。
    対象となるお客様は、日本居住の一般個人のお客様でございます。
    日本居住の一般個人のお客様に今後ご提供することができない商品
    *CFD、株式、フューチャーズ(先物)、マネージド・ファンド、ETF、債券(ボンド)
    これまで同様お取引いただける商品
    *外国為替スポット/ファワード・アウトライト/オプション
    これに伴いまして、
    上に述べました、今後ご提供することができない商品
    CFD、株式、フューチャーズ(先物)、マネージド・ファンド、ETF、債券(ボンド)
    における現在保有のポジションに関しましては、大変ご迷惑をお掛けいたしますが、
    デンマーク時間で12月14日までに(日本時間の12月15日午前8時まで)
    決済をしていただくようお願い申し上げます。
    尚、それまでに決済されなかったポジションに関しましては、大変遺憾では
    ございますが、12月15日の時点で、弊行により強制決済が行われ、
    また、お客様のSaxoトレーダーは、取引可能商品のみトレードできるように
    システム変更されます。

    幸いCFDやマネージドファンドのポジションは持っていないので実害はないのですが、塩漬けしている人がいたら結構迷惑な話です。結局SAXOでも為替しか取引できなくなるようです。
    投資した4万ドルを取り返すまではやめられないので、為替だけでなんとか頑張るしかありません。



  • 「勝者もなく、敗者もなく」


    この本は以前、トラバ先のブログで紹介されていたもので、いつか読みたいなと思っていました。
    特にトレーダーになった音楽家、田中雅さんのお話です。
    確かにチェリストと為替トレーダーを結ぶ接点は普通に考えて思い当たらない、その一般人に理解できない意表性がネタなんでしょうが、この話だけでなく、氏に関するブログなどを読んだところ、接点が見えてきました。
    氏はなるべくしてトレーダーになったのだと思います。しかもシステムトレーダーに。彼はもともと音楽より工学の才能に長けていたそうです。そのまま工学の分野に進んでも成功はしていたでしょうが、今のように世間から注目される存在になっていたかどうかはわかりません。
    私もそうですが、人生の中で趣味として音楽をたしなむ時期を経験する人はかなりいると思いますが、大学進学時に全く方向転換して音楽家を目指そうという人はほとんどいないでしょう。私はむしろ、ここでの転進に驚きを覚えました。しかも、中途半端でなく、プロの音楽家として名をはせる領域まで到達したというのですから、ある意味天才です。いや、わずかな才能を備えた上での努力の賜物といった方が正しいでしょう。
    このように高度に工学と音楽のセンスを身につけた人間であれば、わずかな金融取引の経験がきっかけとなってトレーダーに転進するということは不思議なことではないと思います。まあ、自分もそうなりたいと思っているから勝手にそう決め付けているだけかもしれませんが。
    この本の中で印象に残っている言葉は、
    「決定的なアイディアは非常にシンプルだけど、誰も考えたことがないものである」
    「芸術でも科学でも本当に優れた人はルールからはずれている。ただ、本当にはずれてしまったらダメな人である」
    です。確かにその通りだと思うのです。私はコンピュータやプログラムは好きですが、コンピュータミュージックはあまり好きではありません。それは人間の演奏は完璧に楽譜に忠実に行われているわけではなく、音程にしても、リズムにしてもわずかなずれがあるからなのだと思います。そのずれを人間に心地よいものにコントロールできるかどうかがプロとアマとの決定的な違いなのでしょう。
    これはシステムトレーディングの世界にも当てはまります。ちょっとした試行錯誤で新しいルールを作ることはできますが、それは本当に相場のツボを押さえた決定的なものではなく、たいていは単なるカーブフィッティングにしかすぎないので、すぐに破綻してしまいます。シンプルだけど誰も考えたことのないルール、しかもそれがわずかなずれを伴って相場と共鳴する。ここまで到達した人がプロのシステムトレーダーとなれるのでしょうね。



  • マーケット間の相関

    よく日経平均が上がった理由や下がった理由として、米国株式市場の上がり、下がりが引き合いに出されることが多いですが、本当かどうか簡単な検証を行ってみました。大きな相関があればトレーディングシステムに使えると思ったのですが・・・
    日本株式:日経225
    ドイツ株式:DAX
    米国株式:S&P500
    の過去14年くらいのデータを使ってみました。
    DAXとS&P500は取引時間が重なっている部分があるので、日経225の結果がDAX,S&P500にどう影響するか、S&P500の結果が次の日の日経225、DAXにどう影響するかを調べてみました。
    結果は、
    日経225→DAX
    1632:1752
    日経225→S&P500
    1692:1692
    S&P500→日経225
    1699:1686
    S&P500→DAX
    1727:1727
    となりました。左側の数値は両方のマーケットの上下が一致した回数、右が一致しなかった回数です。S&P500→日経225でわずかに当たっている回数が多いですが、相関があるかどうかは微妙なところです。ちなみに価格が1%以上動いた場合について同様に調べてみたところ、次のようになりました。
    日経225→DAX
    600:658
    日経225→S&P500
    636:622
    S&P500→日経225
    429:414
    S&P500→DAX
    419:429
    S&P500→日経225、またはその逆で多少相関があるように見えますが、対DAXではどちらかというと逆相関になっているような感じです。しかし、当たり外れの差が1%くらいですから、単純にこれだけで方向を予測するのは難しいですね。



  • 市場の特異性

    市場の特異性、あるいはアノマリーとしてよく知られたものに週末効果、五十日などがあります。これらは暦に関するものですが、ここでは、ランダムウォークなマーケットを基準として、そこから外れた部分を特異性として考えてみたいと思います。

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