2006年02月19日
俺流システムトレーディング
- 手ぶら
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- カテゴリー:システムトレーディング
トリノオリンピックも半分くらい終わりましたね。今回は時差の関係もありライブでは見ていないのですが、録画を見ようと思っても、結果がわかっちゃってますからダイジェストでいいやって感じです。
さて、今日のお題は「俺流システムトレーディング」です。
まずは広義のシステムトレーディングとは、売買のルールを自分なりに決めて、そのルール通りに取引するということです。曖昧さがなければ、テクニカル分析だけでなく、ファンダメンタル分析の要素を入れてもいいでしょう。全く気まぐれに売買している人以外は、だいたいは何らかのルールを考えているでしょから、知らず知らずとシステムトレーディングをやっているのだと思います。
次に狭義のシステムトレーディングです。システムトレーディングについては、過去にこのブログでもいくつか記事を書いています。
・テクニカル分析とシステムトレーディングの違い
・市場の特異性
これらを含めて狭義のシステムトレーディングとは何かですが、個人的には、過去のデータのみから完全にプログラムできるルールに基づくトレーディングと位置づけています。「プログラムトレーディング」、あるいは「マシントレーディング」と呼ぶこともできるでしょう。
要は手法としてはプログラム化できるかどうかですが、具体的なトレーディングルールとしては、当然テクニカル分析を含みますが、テクニカル分析に入らない部分もあります。あと、テクニカル分析の中でも人間の視覚による判断が入る部分はプログラム化が困難なものもあるため、システムトレーディングに入らない部分もあります。
イメージとしてはこんな感じです。
もう一つ、テクニカル分析とシステムトレーディングの違いとして、前者はテクニカル指標それぞれに投資家の行動と何らかの関係付けをすることが多いのに対し、後者は単にそのルールにより確率的に利益が出るかどうかを重視します。
しかし、どちらの場合も前提となるのは対象とする市場が完全にランダムウォークではないということです。市場が完全にランダムウォークであれば、一時的には利益がでる場面もあるでしょうが、長期的に見ればどんなシステムでも手数料を除いて損益0のところに収束するのではないでしょうか。
実際にシステムの優劣が出るのは、市場の非効率性、アノマリーの利用の仕方によるところが大きいわけです。アノマリーにも色々なものがありますが、テクニカル指標やチャートのフォーメーションである決まった形の後、価格が上がるか下がるかの確率にわずかでも偏りがあれば、それは一つのアノマリーです。
テクニカル分析以外のアノマリーとしてわかりやすい例は、株や商品先物など一日の中で取引時間が限られているものです。前日の終値から当日の始値の価格の不連続性、つまりギャップも使い方によってはアノマリーとなります。株や先物でのデイトレのシステムでは、このようなアノマリーを利用している場合が多いようです。
要するにシステムトレーディングが有効かどうかは、その市場におけるアノマリーが多いか少ないかにかかっています。残念ながら、そういう観点からすると、外国為替市場は株や商品先物に比べてアノマリーが少ないような気がします。実際、システムトレーディングをやっている人の中でも株や商品先物を対象としている人が多いのもその関係ではないでしょうか。
しかし、外国為替市場でのわずかなアノマリーの中から、誰も知らないアノマリーを探し出し、トレーディングシステムを構築するという困難に立ち向かうことが、「俺流システムトレーディング」なわけです。損してますがほっといてください、ということです。
アノマリーについてもっと調べたい人は下からサーチしてみてください。
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