2006年03月16日
MT4入門(3) - カスタムインディケータの作り方(1)
- 手ぶら
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MT4入門の第3回目です。
今回は「カスタムインディケータの作り方」ということですが、1回じゃ説明しきれないので、まずは、その1回目として
「カスタムインディケータの作り方(1) - 雛形から始めよう」
です。まずは一番簡単な雛形を見ながら、MetaEditor の使い方を含めて説明していきたいと思います。
下のプログラムは一番基本的な単純移動平均のインディケータを表示するものです。
ここでは、Sample1_Ind.mq4 というファイル名にしてあります。
(Sample1_Ind.mq4 のダウンロード)
ファイル名は何でもよいのですが、カスタムインディケータのプログラムということで、Ind という名前をつけています。
このファイルを前回説明したフォルダーにコピーしてみましょう。
C:\Program Fies\MetaTrader 4\experts\indicators
の下です。コピーした後でMetaTrader を起動してください。
すると、Navigator ウインドウの Custom Indicators の下に Sample1_Ind という項目が表示されるはずです。ない場合は、コピー先を確認してください。
ここで、Sample1_Ind に合わせて右クリックすると、サブメニューが現れます。ここでModify を選ぶと、MetaEditor が起動し、Sample1_Ind.mq4 ファイルをオープンします。
このファイルはわかりやすいように日本語でコメントを書いていますが、もし文字が化けている場合は、
MetaEditor のメニューの、[Tools] - [Options] で Font を日本語のものに変えてみてください。ここでは、Terminal の10ポイントのフォントに変えてみました。
この記事では、プログラムのコメントには日本語を使いますが、MetaTrader自身は英語のメニューで説明します。(日本語のメニューが中途半端で逆にわかりにくいためです。)
MQL4の文法はC言語によく似ているので、C言語をご存知の方は飛ばしてもらって構いません。ここでは、プログラムは初めてという人のために基本的な説明から始めます。
まず、// から始まる行はコメント行です。実行には全く関係ありません。
コメント行の使い方は実際のコメントを書いたりすることはもちろんですが、プログラムを書き換えるときに、完全に上書きするのではなく、元の行をコメントにして残しておいて、その次の行に新しく書くようにすることをお勧めします。そうすると、書き換えた箇所がはっきりしますし、もし問題があれば簡単に元に戻すことができます。
複数行をまとめてコメントにしたい場合は、/* と */ で、囲みます。これもC言語と同じ仕様です。MetaEditor 上ではコメント行がグレーで表示されます。
次に、#property から始まる行が並んでいます。
この # から始まる命令はプリプロセッサ命令と呼ばれるもので、プログラム全体に関わる設定です。
まず、
#property copyright "Copyright ゥ 2006, Toyolab FX"
#property link "http://forex.toyolab.com"
この二つは著作権とリンクを表すだけで実際の実行とは関係ありません。
次に
#property indicator_chart_window
は、インディケータをチャート上に表示することを指定します。
オシレータのように別のウインドウに表示させたい場合は、代わりに
#property indicator_separate_window
と書きます。
#property indicator_buffers 1
は、表示させたいインディケータの数を指定します。この場合、1個です。
とここまで説明したところで力尽きてしまった(^^;ので、プログラムの説明の続きは次回ということで、とりあえずコンパイルしてみましょう。
コンパイルは、MetaEditor のメニューの[File]-[Compile]を選ぶかF5キーを押すだけで実行されます。下のウインドウに
0 error(s), 0 warning(s)
と表示されればOKです。
ついでですが、右側のNavigator ウインドウに、MQL4のクイックレファレンスがあります。詳しく知りたい方はここから調べてみてください。私もこれを調べながらMQL4の勉強をしています。
さて、コンパイルされたカスタムインディケータは、MetaTraderのNavigator ウィンドウの Sample1_Ind のところでダブルクリックするか、メニューの[Insert]-[Indicators]-[Custom] から選ぶと、チャートに表示されます。
このインディケータは単純移動平均なので、こんな感じです。
なんか地味ですが、これからバージョンアップしていきます。
お楽しみに。
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