2006年07月14日
意外に低いポンドドルのボラティリティ
ポンドは値動きの荒い通貨として知られていますが、値動きの割合で考えるとそうでもないようです。
1年間で変動する割合の標準偏差をボラティリティと言いますが、為替は他のマーケットに比べ全体的にボラティリティは低く、ドルストレートやクロス円のペアでだいたい10%以下です。EUR,CHF,GBPの欧州通貨ペアだと5%くらいになります。
その中でポンドのボラティリティがとりわけ高いかというとそうでもなく、逆にドル円、ユーロドル、ドルスイスなどのメジャーペアの中ではどちらかというと低い方です。
現在の1ヶ月のボラティリティをオプション価格から逆算すると、
EUR/USD 7.8%
USD/JPY 8.8%
GBP/USD 7.5%
USD/CHF 8.5%
となっており、ポンドドルが一番低くなっています。そんなはずはないと言われる方もいるかもしれませんが、トレーダーは、普段値動きの大きさを割合ではなく、絶対値で見ているので、いくら割合が低くても、価格そのものが高いポンドドルでは、値動きは2倍近くになるので大きく変動すると錯覚するのです。
単純にボラティリティをリスクと考えると、ポンドドルはそれほどリスクが大きいわけではないのですが、同じ枚数トレードしても、ポンドドルの方がドル円などに比べてレバレッジが2倍近く高い取引となることに注意すべきです。
リスクを大きくしているのはボラティリティではなく、レバレッジなので、ポンドで失敗した人の多くはマネーマネジメントに失敗したのではないかと思います。
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なるほど。。。。
とても耳が痛いです。。。w