2006年08月30日
ボラティリティの見方
こちらのサイトでも通貨オプションボラティリティが掲載されています。フォーマットを見ると、FXCMのニュースプラグインと同じものだと思います。
ボラティリティの使い方は色々とあって、よくボラティリティが上がった、下がったとコメントされているように、変化や各期間でのボラティリティの差に注目することが多いようですが、数値そのものはどう考えればいいのでしょう?
例えば、今日のドル円のインプライドボラティリティ(オプション価格から算出したボラティリティ)は
1週間 7.8 %
1ヶ月 8.1 %
2ヶ月 8.15%
3ヶ月 8.2 %
6ヶ月 8.3 %
1年 8.4 %
となっています。一番わかりやすいのは1年のボラで、これが8.4%ということは、1年後の変化が±8.4% 以内になる確率がだいたい68%ということです。要するに標準偏差です。今のレートを116.5円とすると、±9.8円、つまり、106.7円から126.3円の間に入る確率が68%になるわけです。
では、6ヶ月の8.3%はどう見るかというと、6ヶ月の変化率を1年で換算しているわけですが、6ヶ月での変化率はその半分というわけではなく、1/√2 の5.87%となります。なので、6ヶ月後に±5.87%、つまり、±6.84円以内に変化する確率が68%ということになります。
同じように3ヶ月の場合、8.2%×1/√4 = 4.2%、1ヶ月の場合、8.1%×1/√12 = 2.34%がそれぞれの期間で68%の確率で変化する変化率となります。
試しに1ヶ月のボラティリティを8.1%と固定して、ドル円の過去10年間で1ヶ月毎に変動率2.34%内に収まった回数をざっと数えてみると、127回中84回で、66%と確かに68%に近い値になっていることがわかります。
このようにボラティリティは、将来の変化率を確率的に予測できる重要な指標と言えると思います。
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いつもためになる記事楽しく拝見させていただいてます。ボラティリティ勉強してみます。
ボラティリティについては詳しく説明されているサイトが見つからないので、間違って理解しているかもしれません。おかしな点があったらご指摘ください。