2006年10月25日
失敗のオプション、復活のオプション
まずはお知らせです。このブログの右側に掲載していたお薦め本ですが、これまでのシステムトレード向けからオプショントレード向けに一新しました。通貨オプション取引を実践する上で私自身が参考とした書籍です。
それで、これらの本を参考にして私が実際にオプションで勝てたかどうかですが、それはそううまくはいかないものです。(^^;
3ヶ月前に掲載した記事の続きですが、オプション取引での利益曲線はこんな感じになっています。
8月はじめに、バンジージャンプで突き落とされるかのように、それまでの利益を吹き飛ばしています。
失敗のオプションです。
最初にとった戦略は、お薦め本に載っているNOPSという戦略で、レンジ相場に対してコールとプットの売りで挟む方法です。教科書通りであれば、この方法はレンジを外れても徐々に上下する程度なら、ポジションを調整することで高確率で勝つことができるとあります。
私はしばらくレンジ相場が続いていたGBP/CHFに対してNOPSの戦略を適用してました。
レンジが続いている間はうまくいきましたが、7月後半からレンジをブレイクし、しばらくは調整を繰り返し耐えていたのですが、8月はじめにもう一段ブレイクした時点で力尽きてしまいました。
敗因は、利益を確保するためには調整する度にポジションを増やさないといけないので、資金にかなり余裕を持つことという注意書きをすっかり忘れていたということです。
高いNOPS授業料でしたが大きく資産を減らしたわけではなかったので、なんとか気を取り直して再出発ができました。
その後の戦略は、頻繁な調整は懲り懲りだということで、長期的なトレンドをよく見て、ターゲットバイイングとカバードコールという考え方で基本的に満期まで放置するという方法に変えました。
あとは、オプションだけでなく、スワップのプラスになるスポットポジションをローレバレッジでキープしてスワップと為替差益も取れるようにしました。
主にドル円に対してこれを適用して、ここ2ヶ月くらいは順調にきています。実際オプションの利益とは別にドル円ロングでの含み益もあるので、8月に失った分は取り戻した格好です。が、最近の相場は停滞しているので当たり前と言えば当たり前です。ここから大きな動きが出てきたときに対応できるよう余裕をもっておくことが必要です。やはり重要なのはマネーマネジメントです。
何事も教科書通りとか他人の言った通りを鵜呑みにするのではなく、自分で経験して、その経験を元に自分に合った戦略を自分のものにするというプロセスをしっかり踏むということが重要なんですね。
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